病院や銀行、公共機関などの通路にゴム製の誘導路が設置されていることに、みなさんお気づきでしょうか？

これらは視覚障がい者歩行誘導ソフトマット「歩導くん」といって、視覚障がい者の方が目的地にたどり着くためのシステムなのですが、じつはこの製品を開発したのが八尾市に本社を構える錦城護謨（ゴム）株式会社さんなのです！

誘導路というと黄色い点字ブロックを思い浮かべますが、車椅子や足の不自由なひとにとって利用しにくいなどの理由から屋内に設置されることはほとんどなかったそうなのですが、この「歩導くん」は合成ゴム素材のやわらかいマットでデコボコしておらず、床との質感の差で誘導路だとわかるのだそうです。

※画像はすべて錦城護謨株式会社公式サイトより

今年の２月には、最新作「HODOHKUN Guideway」が世界３大デザイン賞の一つである「IFデザインアワード」の最優秀賞「ゴールドアワード」を日本で初めて受賞されるなどますます注目を集めており、より一層の普及が期待されますね！

普段何気なく歩いている場所にもこういった素晴らしい製品があり、しかもそれが地元の企業から誕生したと思うとなんだか誇らしいです。これまでこの誘導路をご存じなかったかたも、ぜひ注目してみてくださいね♪

「歩導くん」のくわしい情報はこちらよりご確認ください。

錦城護謨株式会社（本社）の場所はこのあたり
[map]大阪府八尾市跡部北の町1-4-25[/map]
（それいゆさん７）

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