平成26年八尾市文化賞受賞者である吉田玉女氏が、人間国宝の名跡を継ぎ、二代目吉田玉男を襲名【襲名披露公演は4月4日】
(写真は八尾市ホームページより)
八尾市出身で平成26年八尾市文化賞受賞者である吉田玉女(よしだたまめ)氏が、人間国宝だった師匠の名跡を継ぎ、二代目吉田玉男(よしだたまお)を襲名されます。 その襲名披露公演が国立文楽劇場で4月4日より行われるとのことです。
吉田玉男(よしだたまお)氏は、人形浄瑠璃の人形遣いで「文楽」を世界で最も高度で洗練された人形劇にまで高めた貢献者の一人です。
1933年(昭和8年)吉田玉次郎に入門し、玉男と名乗る。立役(男役)。戦中二度出征。戦後『曽根崎心中』の徳兵衛役が当たり役となり、生涯で1136回務めた。抑制の効いた、理知的な動きの中に、秘めた情感や品良き色香を表現し、その技は最高峰と謳われた。1977年(昭和52年)重要無形文化財保持者(人間国宝)認定、1989年(平成元年)勲四等旭日小綬章受章、1997年(平成9年)朝日賞受賞、2000年(平成12年)文化功労者、2003年(平成15年)京都賞(思想・芸術部門)受賞。 2006年(平成18年)9月24日、肺炎のため逝去。享年87。ウィキペディアより
吉田玉女(よしだたまめ)氏のプロフィールは
昭和28年10月6日生まれ。昭和43年吉田玉男に入門して吉田玉女を名のり、44年朝日座で初舞台。50年国立劇場奨励賞、55年文楽協会賞、59年因協会奨励賞、平成4年国立劇場文楽賞文楽奨励賞などを受賞。20年・23年には国立劇場文楽賞文楽優秀賞、24年伝統文化ポーラ賞優秀賞、25年国立劇場文楽賞文楽大賞。時代物の立役(男人形)を得意とし、品格ある芸風でしられる。26年芸術院賞。26年に二代目吉田玉男を襲名することを発表。大阪府八尾市出身。本名は大西彰。成男会ホームページより
「今後は師匠がどんな役でも醸し出していた色気を出せるよう、また少しでも幅広い役を手掛け、これまで経験のある役であっても、新しい玉男の舞台は変わったねとお客様に言っていただけるよう、精一杯力を尽くしたいと思います。」
とのことですので八尾市をあげてこれまで以上に応援していきましょう!
(こーいち)