【八尾市】ドラッグシグマ八尾高美店、2025年7月10日で閉店が決まりました。

八尾市で長年親しまれてきた「ドラッグシグマ八尾高美店」が、2025年7月10日をもって閉店することがわかりました。

八尾市に本社を構えるドラッグシグマは、地域密着型のドラッグストアチェーンとして地元ではよく知られた存在です。

この高美店は、地域の人々にとってはおなじみの店舗。近くに住んでいる方なら、一度は立ち寄ったことがあるのではないでしょうか。

「八尾に生まれて50年！」とドラッグシグマのホームページにそう掲げられているとおり、同社は八尾市を拠点に長年地域に密着した営業を続けてきました。

近年では全国チェーンの大型ドラッグストアが目立つようになりましたが、かつては地元の小規模な薬局やドラッグストアが、町の健康を支えていた時代がありました。

ドラッグシグマもそのひとつです。

シグマは、医薬品はもちろん、日用品、食料品まで揃い、コンビニ感覚で使える「頼れるお店」として、長年にわたって八尾市民の暮らしに寄り添ってきました。

ドラッグシグマは、最盛期には八尾市内に多数店舗を展開していました。

駅近の店舗から住宅街の中の店舗まで、それぞれの地域で「なくてはならない存在」として営業を続けていました。

近所の方々にとっては、ちょっとした買い物から急な体調不良まで、いつも頼りになる場所だったはずです。

しかし近年、ドラッグストア業界の競争は一層激しくなっています。

大手チェーンの進出や、ネット通販の普及、物価高などを背景に、地元密着型の店舗は厳しい状況に置かれています。

1号店だった山本店（閉店済）

ドラッグシグマもここ数年で次々と店舗が閉店。

「八尾高美店」が閉店すると、八尾市内にはスーパードラッグシグマ　アクロスプラザ八尾店のみとなってしまいます。

長年親しんできた人々にとっては、大きな喪失感を感じるニュースです。

特に高齢の方や、車を使わない生活をしている方にとっては、ちょっと歩いて行けるドラッグストアがあるかどうかで、暮らしやすさが大きく変わってきます。

現時点では、八尾高美店の閉店後の跡地についての情報は公表されていません。

閉店は寂しいものですが、次は何のお店になるのか注目したいところです。

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