【八尾】ついに八尾市が中核市に!来年4月より移行が決定しましたよ~。・・・でも中核市って?どう変わるの?
11月21日の閣議で、八尾市を含む6市が新たに中核市に指定されました。
全国の中核市はこれで54になります。
大阪では
豊中市
高槻市
枚方市
東大阪市
に次いで5つ目の中核市となります。
で、そもそも中核市って・・・?
「政令指定都市が処理することができる事務のうち、『都道府県が一体的に処理すべき』とされた事務以外のものを処理する」と定義されています。
府県から保健所の設置・運営などの権限が移譲
地域の実情に応じて感染症のまん延防止・予防対策
飲食店の営業許可
養護老人ホームの設置認可
などをできるようもなるんです。
具体的には以下の通り。
中核市の処理する主な事務民生行政に関する事務身体障害者手帳の交付
養護老人ホームの設置認可・監督
母子・寡婦福祉資金の貸付け
保健衛生行政に関する事務(保健所設置市が行う事務)地域住民の健康保持、増進のための事業の実施
飲食店営業等の許可
浄化槽設置等の届出受理
温泉の利用許可
環境保全行政に関する事務ばい煙発生施設の設置の届出受理
産業廃棄物の収集運搬業者や処分業者に対する措置命令
都市計画等に関する事務屋外広告物の条例による設置制限
文教行政に関する事務県費負担教職員の研修
(文章は総務省HPより)
以前の中核市認定条件が『人口30万人であること』
で、26万人強の八尾市は条件に満たなかったのですが、
今年4月より中核市の指定要件が「人口20万人以上」とされたことでは中核市に移行できる要件を満たすこととなりました。
そして7月、総務省に中核市への移行を申し入れました。
この度晴れてその申し入れが受け入れられたという形です!
(画像は八尾市HPより)
田中誠太市長は
「中核市移行と市制施行70周年を迎え、住民福祉の向上に努める」
とコメント、今後は関連する市条例を改正し、準備していく方針です。
府の仕事の多くが本市に移譲されることになります。
それによって住民にもっとも近い基礎自治体として、より幅広く、きめ細やかなサービスの提供を行えるようになるはず!
今後の動きに注目・期待大!ですね。
(カリヌーン)