【八尾市】ついに始まった軽減税率。駄菓子問題で八尾市にある会社が作るあのお菓子も注目されています!
いよいよ10月1日から実施された、消費税の軽減税率制度。
平たく言うと、標準税率は10%の中、軽減税率対象品目に係る税率は8%です、というもの。
その対象品目となる基準が少々ややこしく、世間を混乱させていますね。
まずは飲食料品ですが、ここで言う飲料食品とは食品表示法に規定する食品(酒税法に規定する酒類を除く)をいい、外食は含まれません。
そして定期購読契約が締結された週2回以上発行される新聞。
これに伴い生活用品などを増税前に買い置きしようという動きが起こりました。
9月末にはトイレットペーパーやボックスティッシュがドラックストアの棚から消えるというオイルショックを思い出させるような光景も。
「イートインかテイクアウトか」によっても適用かどうかが変わり、お店の対応も苦労が予想されます。
それ以上に難易度が高いものとして現在話題になっているのが、駄菓子における8%か10%か問題。

画像はイメージです
酷似した駄菓子でも、ちょっとした形や容器の用途によって、軽減税率が適用されるか否かが分かれるとのこと。
八尾市竹渕にある駄菓子メーカー、チーリン製菓が作る「ゴーゴーラムネ」と「プチラムネ」は一見そっくり。
内容量や価格、味の種類も同じです。
おそらく容器も同じではと思うのですが、
お菓子容器のフタにシールが貼ってあって笛として使えない →8%
お菓子容器のフタが笛として使える →10%
で、適用が分かれてしまうんです!
適用されるかどうかのややこしさはインターネットでも話題騒然。
そのたびにこのチーリン製菓のラムネが例に挙げられています。
子どもの駄菓子にまで税金をかけるなんて、という怒りの声が多い一方で、対策を練るメーカーを応援する声も。
#チーリン製菓 がニュースで軽減税率への対策として笛部分にシールを貼って売ると話してた。
安全性確保のため日本製容器を使ってるので容器(おもちゃ)の値段が全体の1/3以上になってしまい税率10%になるのを防ぐ為。
8%に抑える為の苦肉の策。(シールを剥がせば笛に)
子供の為の駄菓子メーカー! pic.twitter.com/219z7xQrkP— 🌿鈴蘭🍂 (@kidakiyu) September 23, 2019
https://twitter.com/waravmochi/status/1176421528151285762?s=20
チーリン製菓は手間が増えるのに税率抑える努力しててすごいな
— buratamo (@keikopenkawanai) September 23, 2019
現在のところは
”プチラムネは『笛がついていて吹くことができる』かつ食品の価額の占める割合が2/3未満であるため、10%の標準税率となりました”
とチーリン製菓のホームページに記載されています。
その他の商品も8%と10%に分けて表にされているので、興味のある方はご覧になってみてください。
ニューラムネは8%
軽減税率問題で注目を集めることになったチーリン製菓。
今後も応援していきたいですね!
株式会社チーリン製菓
大阪府八尾市竹渕4丁目66番地
(カリヌーン)