【八尾市】企業と市が共同で健康づくりに関する取り組み、小学校の児童を対象にデータ取得などが始まっています。
「よく噛んで食べましょう」とはよく言われますが、なぜでしょう?
よく噛んで食べることは、早食いを防止して満腹感が得られやすくなり、肥満予防につながります。また、よく噛むことで、ホルモン分泌が高まり、食欲が抑えられたり、ゆっくり味わうことで、うす味・適量で満足感が得られます。
よくかむことが大事、とわかっていても、何回噛んでいるかを数えながら食べるのは難しいですよね。
八尾市はシャープと「八尾市民の健康づくり等の推進に係る連携・協力に関する協定」を締結しました。八尾市民の健康づくり等に関する取り組みを共同で推進していくとのことで、早速その取り組みがスタートしています。
2023年1月25日から、八尾市立小学校の児童を対象に、ウェアラブル(身につける)タイプの咀嚼計「bitescan」を使用。
給食で噛む回数や食事時間、姿勢などを計測し、食育レポートとしてフィードバックを行い、咀嚼行動の可視化による健康意識向上を目指します。
よく噛むことを習慣化する食育プロジェクトのほか、シャープが開発したデジタルヘルスケア機器を活用し、八尾市民の健康増進につながる活動や情報提供、健康コミュニティづくりを行っていくとのことです。
各自の計測記録をクラス全員の平均値と比較できる食育レポートを確認することもでき、キャラクターが設定されていたりと、きっと子どもたちも興味しんしんとなることでしょう。これをきっかけによく噛むことを心がけるようになったり、食育に興味を思ってくれると嬉しいですね。