今超話題の新型コロナウィルス。
・インフルエンザにかかっている人のくしゃみや咳で出るしぶきを吸い込む飛沫感染
・しぶき等がついたドアノブやつり革などを手で触り、その手で口や鼻を触れる接触感染が主な感染経路です。

大阪府下でも新型コロナウイルスによる肺炎患者が発生し、2月2日あたりからは『八尾に新型ウィルス感染者が出た』という噂を耳にするようになりました。
調べてみたところ、検索サイトでは「八尾市」と打てば「コロナ」と出るほど。
とある総合病院へ運び込まれて入院中、との話ですが…
八尾市のHPにも厚労省HPにもそのような報告はなく、明確なソースは見つかりません。
あくまで噂話の範疇ですので、過度に不安になったりパニックにならず、落ち着いて過ごしましょう。

画像はイメージです

八尾も他の地域と同じく、いたるところでマスクや消毒用のアルコールジェルなどの品切れが目立ちます。
でも「昨日は売り切れていたのに今日行ったらあった」なんて話も聞きますので、随時品物の補充はされているようです。
2009年の新型インフルエンザ流行時にもマスクの買い占め転売がありましたが、すぐに在庫不足は解消しました。
タイミングが良ければ買えますので、法外な値段で転売しているような物を買わないようにしてくださいね。

八尾市では帰国者・接触者相談センターを設置。

新型コロナウイルス関連肺炎について
相談窓口「八尾市帰国者・接触者相談センター」を設置しました。https://t.co/mcYo5DADtW

— 八尾市公式ツイッター (@yaocityofficial) February 4, 2020

・37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状があり、発症前14日以内に湖北省に渡航又は居住していた方
・37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状があり、発症前14日以内に湖北省に渡航又は居住していた方と濃厚接触した方
・発熱または呼吸器症状（軽症含む）があり、新型コロナウイルス感染症の患者と濃厚接触した方

以上に当てはまる方が対象です。

画像はイメージです

上記に当てはまらないけど不安…という方には、大阪府が新型コロナウイルス感染症の発生に伴う電話相談窓口を設けています。

過度に心配することはないとはいえ、現在まだまだ寒さが厳しく、風邪やインフルエンザなどにも気を付けたい時期。
咳エチケットや手洗いなど通常の感染対策を行うことが重要です。
咳・くしゃみをする時は、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえましょう。

コロナウイルス、インフルエンザ、そして花粉症の予防にはどマスクは大事です

でも、付け方間違っている人がちらほらいます

自分のマスクの付け方合ってますか？ pic.twitter.com/azzrYLRoPv

— doctorK★医師/眼科医/医療ライター/クラウドワーカー (@doctorK1991) January 27, 2020

ハンドソープをつかって、こまめに手を洗う習慣をつけましょう。消毒用アルコールも有効です。

皆さん、致死率は確かに大事な数字ですが、致死率は0.1%でもあれば予防は大事なことに変わりはありません。僕たちができるのは予防だけです。手洗い、うがいをしましょう。ちなみに、手洗いはちゃんとできてますか？ pic.twitter.com/AM0qSkLXBF

— doctorK★医師/眼科医/医療ライター/クラウドワーカー (@doctorK1991) January 28, 2020

それ以外にも、日頃から体の抵抗力を高めておいたり、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方は、人混みへの外出を控えるなどの自衛が有効です。
手洗いうがいの励行と、正確な情報を得ることで、冷静に落ち着いて過ごしてくださいね。

《2/6追記》
八尾市長も『デマ情報にご注意』とツイッターで呼びかけています。
やはりデマだったようです。

【デマ情報にご注意を❗️】

八尾市で新型コロナウイルス感染症が発生したかのような

『デマ情報』が流れていますので、ご注意下さい☝️

市民の皆様には引き続き、

風邪やインフルエンザ対策同様、手洗いや消毒、咳エチケットなどの感染対策をお願い致します?‍♂️ pic.twitter.com/eZz8PXku7F

— 大松けいすけ（八尾市長） (@daimatsuK) February 6, 2020

（カリヌーン）

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